夢をかたちに インターネット活用コーチの福田浩です。

ウェブ解析士協会の江尻さんから、何か書けと言うことで。
僕、これでも上級ウェブ解析士なものですから。

今日は、ウェブ解析士として僕が感じていること。
これまでの反省も込めて、思っていることを書いてみます。

僕がウェブ解析士を取ったのは、ある時、何かウェブ解析士なるもののセミナーだったか広告だったか、目にとまったんですよ。
へぇ~、そんなのがあるんだと。。で、資料請求みたいなのがあったので、申し込んだんです。取りあえずですね。

そしたら、「会いませんか」ってメールが来たんですよ。アヤシいよね。
いえいえ、資料だけで結構です。と

そうしたら、初級ウェブ解析士のテキストが送られてきたんです。結構しっかりした本でした。
中身をパラパラッと見て、「こんなの分かるよ」って思ってね。試験を受けて合格しました。

このときは、あまり意識していなかったですね。
で、「初級」って言うのもなぁ。って思って「上級」を受けた。

上級はしっかり講義があって、演習レポートもあるし、内容も盛りだくさんで。
面白かったです。良く工夫された内容でね。で、合格しました。

もちろん、名刺にも「上級ウェブ解析士」って書いています。
興味を持ってもらえることがよくあります。「こんな資格があるんですね」「うちのサイト見ていただけませんか」みたいな。
能力の「見える化」というのは、大切なことですね。上級ウェブ解析士の肩書きは役に立っています。

上級を受けたときに講師をしてくださった亀井さんのグループに参加させていただいています。
多彩な仲間たちとの交流が、僕にとっては有り難い、得がたい宝物です。
亀井さんはもちろん、皆さんにはいつも感謝しています。
ウェブ解析士になって、本当に良かったなぁと思うのは、そんな楽しい仲間に出会えたことです。

で、何だったっけ。そうそう。

きっと、他の解析士の皆さんは、ウェブ解析の技術とかね。難しい話をすると思うんです。
僕はちょっとそこに警鐘を鳴らしておきたいなと、関西人的に言うと、ツッコミを入れておきたいなと。

ウェブ解析士として。。。賢そうな「資格保持者」としてですね。
いつも自戒していることがあるんです。

僕はもともとシステムエンジニアだったんです。
当時は「へぇ~、賢そうなお仕事ですね」って言われていました。今はどうなんでしょうね。

技術者として・・・僕は今でも誇りを持って「技術者」という言葉を使います・・・優秀だと思っていましたし、優秀であろうとしていました。
「一流の建築家は施主の言うとおりのものは造らないものだ」なんてね。
ある種、自分の能力を過信するあまりお客さまの言葉を聞かないこともあったかもしれない。そんな傲慢さもあったと思います。

当時はね。いや、最近までそうだったかも知れない。
お客さまに自分の技術を「見せつける」「依存させる」ことが大事だと思っていました。
「君がいないとダメなんだ」と言われると嬉しかったですし、それが継続的に仕事を得ると言うことだと思ってもいました。

昔のことを振り返ってみると、若い頃って言うのは傲慢なものだし、そうでなければダメなのかも。そんなことも思うんだけれども。

僕もこの歳になってね。
もう少し肩の力を抜いて、「技術者」であるということを考えてみることがあります。

すみれプロジェクトというのが有ったんです。

これ、面白いです。
ウェブ担当者やホームページをこれから作りたいという方にはぜひ読んで欲しいです。
あと、ウェブ解析士はもちろん、ウェブ解析士を目指す人にも読んで欲しいなぁ。

僕も、出てるんですよ。福田さんチームと言うことで。

一つの案件を、ウェブ解析士が2グループに分かれて提案書を作るんです。
会ったこともない人との共同作業、普段の仕事のスタイルも違うし、場所ももちろん離れている同士です。
読んでいただけると、ウェブ解析士にもいろんな人が居ること、どんな考え方でどんな仕事をしているのか、生々しく分かります。

ウェブ解析士として、こういう企画はほんとうに学びになります。
ウェブ解析士協会としても、広げて欲しいなぁ。江尻さん、お願いします。

この本を読みたいと思ったあなたへ。僕がね。登場人物として一番大事にしたこと。
それは、解析士としてキーワードの調査でも、競合の調査でも、事業の実現性でもないんです。

僕が一番大切にしたこと、それは「お客さまの想い」です。
だから、お客さまの書かれた「ブログ」が僕にとっては最も大切な「解析資料」でした。

僕は、こう思うんです。

技術者というものは、主役では無い。コンサルタントというのは「助言者」であって主役では無い。

僕らは、技術者としての知見をお客さまに「教える」と称して「押しつける」ようなことをしてしまって居ないだろうか。
僕らは、技術者としてお客さまのお考えを否定するようなことをしていないだろうか。
僕らは、技術者としてお客さまの考える仕事、選ぶ仕事を奪っていないだろうか。

僕らの仕事は、起こっていることを見える化したり、別の視点を提案したりして、「お客さまと一緒に視野を広げること」「お客さまに考えてもらうこと」じゃないかな。

そのためには、僕らは技術だけに捕らわれずに広い視野を持つこと、広く考えること。
例えば、お客さまとお付き合いをする上でも、お客さまとの人間的なお付き合いをすること、客先の担当者だけでは無くもっと広く他の部署の人たちのことを考えたり、できればお目に掛かる機会を作って、と言うようなことが大切なのかも知れません。

大きな会社を相手にすると、そういうことは難しいことなのかも知れない。理想論だと思われる方も居られるかも知れません。
でもね。そこは今しばらく時間を取って考えてみて欲しいんです。

最後に、僕が好きなお話しを紹介します。

お釈迦様は、自分の教えを「いかだ」に喩えているんです。
いかだは川を渡って目的地に着いたら捨てないといけない。自分の教えも目的地に着いたら捨てなければいけない。

若い頃、お客さまが自分に「依存」するように、お客さまにとって欠くことの出来ない存在になろうとしていました。
今はね。僕もお客さまにとって、この「いかだ」のような存在でありたいなと思っています。

そちらのほうが正解だよ。と言ってるわけでは無いですよ。そこは誤解しないでくださいね。

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