[新版]アフターショック―――変化の時代の「痛み」を解決する知恵
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「アフターショック 第3章 変化の3段階」のまとめです。

自分が実際に経験した変化について考えてみましょう。

まず、あなたとして終わって欲しくなかったが、実際には終わってしまった体験を思い起こしてください。仕事のことでなくても構いません。
そして、次の質問に答えましょう。

  1. 終わる前の、あるいは終わることが分かる前の、その素晴らしい体験――黄金時代――は、どのようなものだったでしょう。
  2. それは何が原因で終わりましたか。
  3.  それが終わったときに、あなたはまず最初にどのような反応をしましたか。
  4.  その次に、あなたはどう反応しましたか。
  5.  黄金時代の終わりにまつわる体験は、最後にはどうなりましたか。

問1、問3の回答を見てみましょう。

問1「黄金時代の体験」は、おそらくこのようなものでしょう。
「私は気分が良く、幸せで、快適で、安定しており、確信があり、支持されており、安心感があり、楽しかった」
こう言う状態では、人は何が期待出来るか予測することができます。有能感、自信、存在価値を感じています。人間関係も良好で意思の疎通も出来ています。

問3「黄金時代が終わった後」には、おそらくこのようなことを感じるでしょう。
恐れ、怒り、フラストレーション、混乱、拒絶、パニック、驚き、不信、茫然自失…。
行動は乱れ、自分の殻に閉じこもり、進むべき方向を見失い、渋々現実を受け入れます。

問1、問3の答えは、誰でも割と共通しています。
ところが問4の答え「第二の反応」については、さまざまです。

中間的な反応をする人:終わったことを受け入れた。じっとしていても仕方が無い。アイディアを出した。代わりのものを探した。助けを求めた。
積極的な反応をする人:エキサイトした。素晴らしいことだと思った。さまざまな機会に巡り会えた。むしろ喜んでいる。
否定的な反応をする人:最初の反応が受け継がれる。反発する行動。無言の感情への抑圧――苦しさ、悲しみ、渇望、郷愁、裏切られたという思い

黄金時代における積極的な感情や、それが終わったときの最初の反応は、ほとんどの場合、与えられたものと言えます。ですから個人差がそれほどありません。
しかし、第二の反応は、与えられたものでは無いので、自分である程度コントロールすることができます。

最初の反応と最終的な結果がどんな線で結ばれるのかを考えてみましょう。点線が第二の反応、移行の過程を示しています。
実際には途中にさまざまな出来事があり、もっと複雑な曲線を描くのでしょう。

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