僕らが子どもの頃は、大人というのは子どもを騙すものでした。
おちょくると言うんですかね。僕も子どもを出来るだけ騙すようにしていました。

京都駅をガメラが壊したことが有って。
その後、京都駅でガメラ展がありまして、京都へ見に行きたいとせがまれて。

「京都駅、ガメラが壊したやろ」
「あれは映画や。あれは嘘なんや」
「でも、お前見たやろ」
「見たけど、あれは映画やから嘘なんや」
「もう治ったんかな」
「そうや、治ったんや」

京都駅に着いて、「ほんまや、治ってるわ」って言ってました。

そう言うことって大事なんじゃないかなと思うんです。

一つはね。疑うと言うことですね。
本当か。騙されているんじゃないか。みたいなこと。
もっと言うと、騙されることを楽しむ。。。というと言い過ぎですかね。
自分と意見が違うことを楽しむみたいなことが、大人におちょくられることで養われた気がします。

もう一つは、素直さというところですかね。

畳の縁を踏んではいけないと子どもの頃に言われてね。

「あそこに忍者が居ったら下から槍で突かれるやろ」

今でも、畳の縁には忍者が居るんじゃないかとちょっと怖いです。

この歳になると畳の縁で転びそうになるって話を聞くことがあります。
やっぱり忍者は居るんやなと思いますね。