リーダーシップとニューサイエンス
  • マーガレット・J・ウィートリー
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リーダーシップとニューサイエンスの中で、僕が特に好きなのはこの部分です。

この川には、適応し、地形を変化させ、力を移行させ、新しい構造をつくる素晴らしい能力がある。
しかし、この順応性の背後で、その能力を遺憾なく発揮させているのは、私が思うに流れねばならないという水の要求だ。
水は重力に応え、下り坂に応え、海の呼び声に応える。形は変わるが使命ははっきりしている。
構造も生じるが、それは何かを妨げるためではなく、促進するための一時的な解決先となる場合に限られている。
単一の形態や正確な答えや前例の上に成り立つ組織で私が見て来たような固定的な拠り所は全くない。。。(中略)。。
コロラド川は広々とした大河のまま一本道を通って海に出る以外にも、海に出る道がたくさんあることを心得ていたのだ。

「上善水の如し」という言葉があります。
水というのは興味深いものですね。

僕が中学だったか小学校の高学年だったか、「水について」という本があってね。今でも覚えています。
水の不思議さがいろいろ書かれていました。
神戸に「水の科学館」と言うところがあります。好きな場所です。

「水のいのち」という合唱曲を演奏したことがあります。
水から教えられることはたくさんあります。

私が思うに流れねばならないという水の要求だ

水というのは意志を持っているように思いますね。流れねばならない。
その場その場の状況に順応しながら「流れねばならない」という意志を持つ水。それが川となり海となる。

全ての水の持つ「意志」あるいは「アイデンティティ」
これが「自己組織化」の鍵なんだろうと思います。

この本の中では「ストレンジアトラクタ」あるいは「意味」と呼ばれているものですね。
ストレンジアトラクタ。Strange Attractor。 なんか分からんけど引き寄せるもの。それが水を水滴にし、川にし、海にするのでしょう。

ティール組織で言うと「存在目的」と言うんですかね。流れねばならないという。
個々の水が「自主経営 Self Management」する中で「全体性 Wholeness」を発揮している。
「雨垂れ石を穿つ(Constant dripping wears away the stone)」と言いますが、偉いものです。

僕らも水に学ぶことがたくさんありますね。

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