リーダーシップとニューサイエンス
  • マーガレット・J・ウィートリー
  • 価格   ¥ 2,376 prime
  • 販売者 Amazon.co.jp

「リーダーシップとニューサイエンス」の読書会をして思ったことを何回かに分けて書いてみます。

今回はこの本の「第1章 秩序ある世界の発見」のところから。

この本はね。章の扉が面白いんですよ。
この章の扉にこんなことを書いています。

どうしても理解したくなるような秩序が自然の中にあって欲しい。人はそう願うようになる。

確かにね。僕らは「秩序」が好きですよね。
予想出来る世界。自分の期待しているように動く世界。自分の手でコントロール出来る世界。
そういう世界を作りたくて、構造を作り、決まりを作り、そうすることによって何かから身を守ろうとしています。

そして遠く草原の外れには私たちを見つけて10センチしか幅の無い木の陰に巨体を隠す一頭のヘラジカ。木はちょうど両目の幅だ。
私たちは笑い声を上げるが、そこには私たち皆にとっての教訓が込められているのではないだろうか。

この本全体が問いかけるテーマかもね。

僕らは自分の手の届く狭い範囲を見て、一生懸命に努力している。
僕も思えばつい最近まではそういう発想しか知らなかったです。
PDCAサイクルと言うんですか、計画と立てて、実行して、チェックして、ズレていたら対策を立てる。
ある程度、それで行けたんですね。お客さまに納期通りに商品を納めて、お客さまの期待通りの結果を出す。そういうことが出来た。

最近はねえ。ちょっと感じが変わってきた。
やってみて、結果に驚く(笑)そういうことが増えてきたように思います。

外乱を恐れる。思ってもみなかったことが起こることを避ける。打ち合わせをしてルールを作って。
もちろん、ルールは大事ですよ。これは大事。ほんまに僕もこれで悩まされることが多い。
でもまあ、少し鷹揚に見ながら、結果を楽しめるようになってきたかなあと思います。

発見的というのかな。Heuristicというのか。
今までは「専門家」として、「予言者」のように振る舞っていたけれども、それではうまく行かない。
それはヘラジカのようなものでね。じっとして物事を見てはいけない。

自分たちが動くことで起こってくる世界に身を任せる。
そうするとね。そこに秩序が現れてくる。その秩序の中で適応していく。

そういうやり方がね。僕は好きだなあ。

 

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